【新NISAの投資先】迷ったらオールカントリー!最強の理由を詳しく解説します。

「NISAを始めたけど、選択肢が多すぎて購入する銘柄を選べない」と悩んでいる人もいると思います。

迷うのであれば、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に投資することをオススメします。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が最強の投資先である理由を解説します。

目次

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の人気ランキング

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)はSBI証券では人気1位、楽天証券では2位であり、大人気の商品であることが分かります。

参考:SBI証券

参考:楽天証券

なぜそこまで人気なのか深掘りしていきます。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)とは?

運用会社三菱UFJ国際投信
ファンド名称eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
運用スタイルインデックス型
購入手数料なし
信託報酬0.1133%以内
純資産1.347.982億円(インデックスファンド平均:214.6億円)
2023年8月

eMAXIS Slim 全世界株式は名前の通り、全世界に分散して投資をする投資信託です。

運用スタイルはインデックス型です。

投資の世界にはインデックスファンドとアクティブファンドの2種類があります。

インデックスファンドは指数に連動したリターンを目指すものになります。

アクティブファンドは指数を上回るリターンを目指すものです。

初心者は必ずインデックスファンドに投資することを覚えておきましょう。

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eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の特筆するべき点は、信託報酬と純資産額です。

以下で説明をしていきます。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が最強の理由

なぜ人気が高く、多くの人が買っているのか。

これからNISAを始める人、なんとなくeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に投資している人は最強の理由を正しく認識しておきましょう。

全世界に投資することでリスク分散が出来る

参考:eMAXIS 投信信託説明書

表より国内株式5.4%、先進国株式83.8%、新興国株式10.5%の内訳になっています。

各国の投資比率を見るとアメリカに59.5%!?それだとリスク分散になっていない!?と思った方は目の付け所が良いです。

どの国にどの程度投資するかは、各国の時価総額により変動します。

人口が増加している国は経済が発展しく傾向があります。その結果時価総額も増加していきます。

仮に今後アメリカが衰退した際は、アメリカに投資する比率が減少し、反対に経済が伸びている国への投資比重が増えます。

このようにリスクを分散しながら一番利益が高いように自動で調整してくれます。

次に着目して欲しい点は、新興国24カ国に1割投資している点です。

新興国と聞くと良い印象を持たない人もいるかもしれません。

投資の世界では以下の4つに分類されます。

①先進国
②新興国
③フロンティア(経済的に未開拓)・・・ケニア、ヨルダンなど
④スタンドアローン(更にリスクが高い)・・・ロシア、ウクライナ、アルゼンチンなど

フロンティアやスタンドアローンなどリスクが高い投資先は自動で省いてくれています。

もちろんフロンティアやスタンドアローンも今後成長する可能性はありますが、リスクも相当大きいです。

新興国=今後経済が伸びる可能性が高いと考えると良いでしょう。

また9割が外国株のため、円安時のリスクヘッジにもなります。

安定したパフォーマンス

参考:eMAXIS 投信信託説明書

純資産総額、基準価格が右肩上がりなのが分かります。

なぜここまで右肩上がりに急成長しているかと言いますと

時価総額に応じて自動で株式の分配金が変動しているからです。

先ほども説明しましたが、最もリターンが大きくなるように自動で株の分配調整をしてくれます。

純資産額ランキングではeMAXIS Slim米国株S&P500、A・バーンスタイン・米国成長株投信Dに続く3位です。

どの国が成長していき、いつ先進国が衰退するかなど、未来は誰にも予想ができません。

しかしeMAXIS Slim 全世界株式に投資をしておけば、どの国が成長しても利益を得られるという仕組みになっています。

時代の波に乗った業種/職種に投資出来る

下記の表はeMAXIS Slim 全世界株式の投資先の上位10業種です。

参考:eMAXIS 投信信託説明書

IT時代のため、情報技術の比率が高いです。

時代のトレンドは株式が上がるため、投資比率が増えるのは当然です。

さらに職種別の詳しい投資先を見ていきます。

参考:eMAXIS 投信信託説明書

アップルやマイクロソフト、アマゾンなど誰もが知っている有名企業に投資されていることが分かります。

低コストで運用可能

インデックスファンドは指数に沿ったリターンを目指しているとお話ししました。

しかし指数は5%だったのに、インデックスファンドの報酬は4%だったということはザラにあります。

なぜこうなるのかというと、差額の1%前後に手数料・人件費などのコストが発生しているからです。

インデックスファンドは指数に連動するものです。そのためコスト(NISAでは信託報酬のみ)が安ければ安いほど、投資者に入ってくるリターンが大きいと理解しておいてください。

コストの観点からもeMAXIS Slim 全世界株式は0.1133%以内とダントツで低いです。

1.000万円をコスト0.1%と1.0%で運用すると、20年目に180万円も差が出る計算になります。

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eMAXIS Slim 全世界株式のリターン

皆さんが一番気になるところだと思います。

my INDEXでは過去の実績に基づきリターンを算出してくれます。

リターンは5年で+8.4%、10年で+9.2%、30年で+7.8%と平均して8%前後あります。

100円投資で年率平均を算出すると、5年で150円、10年で241円、30年で943円になります。

10年で約2.4倍、30年で9倍に膨れ上がっています。

複利の効果は恐ろしいですね。

複利とは利益を元本に含めた上で、さらにその合計金額で利益を算出していくものです。

表より1年目は利益込みで100円が116円になりました。

3年目のリターン+11.1%は1年目の116円に対してのパーセンテージになります。

単利だと元本に対しての利息ですが、複利は利益を元本に合算したリターン計算になります。

今回は100円での計算ですが、これが100万円、1.000万円だと物凄い金額になります。

ただ前提として、長期的に保有することで利益が出る商品になっています。

一時的に株価が下がったとしても売却せず、長期的に保有してください。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)or(除く日本)

今回の記事ではeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を紹介してきましたが、eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)という商品もあります。

違いは単純で、投資先に日本が含まれているかどうかです。

購入するポイントとしては、

・日本株を所持していなければeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を購入
・日本株を所持していればeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)を購入

日本株を所持していることでリスク分散になります。

まとめ

・全世界に投資できるためリスク分散になる
・右肩上がりのファンドで安定したパフォーマンスが期待できる
・トレンドに沿った業種/職種に投資を自動で調整してくれる
・低コストで運用が可能なため、リターンが大きい

増税や物価高騰はするのに給料が増えないのは日本だけです。

少しでも資産を増やし、より豊かな生活を目指して一緒に頑張りましょう。

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