2024年から始まる新NISAの変更受付情報が出ましたので、簡潔にまとめました。
変更受付が必要な人
・新NISAで積立金額を変更したい方
・特定口座で運用している投資信託を新NISA口座に変更したい方
・新たに新NISAを始めたい方
「2023年以前にNISAを始めていた方は、2024年からの新 NISA口座は自動で開設される」という情報を知っている人は多いと思います。
確かに口座の自動開設はされますが、何もしなくてもいいわけではありません。
知らない間に大きな損をする前に適切な情報をインプットしてください。
新NISA口座の自動開設予定日
新NISA口座の自動開設予定日が発表されました。
変更受付が必要な人
・新NISAで積立金額を変更したい方
・特定口座で運用している投資信託を新NISA口座に変更したい方
・新たに新NISAを始めたい方
変更受付が必要な人は、11月から動けるように準備をしておきましょう。
新NISAで積立金額を変更したい方
既にNISA口座を持っている方は、SBI証券なら11月18日以降、楽天証券なら11月13日以降に自動で新NISA口座が開設されます。
しかし現在の積立金額がそのまま反映されてしまいます。
つまり現在3万円の積立投資をした場合、新NISAでも3万円の投資で引き継がれてしまうというわけです。
2024年から非課税枠が年間360万(成長投資枠240万、積立投資枠120万)と大幅に増加しました。
そのため積立金額を増やしたい方は変更受付が必須になります。
特定口座で運用している投資信託を新NISA口座に変更したい方
現在NISA口座と特定口座で積立投資をしている人は、変更受付をしないと大損をしてしまいます。
具体的な例を出して考えていきましょう。
2023年までの積立設定をNISA口座3万/月、特定口座2万/月の合計5万/月とします。
「2024年からの新NISAでも月5万円積立しよう!」と考え、新NISA口座の自動開設に任せて放置すると・・・
新NISA口座3万円、特定口座2万円のままになってしまいます。
せっかく非課税が増えたのに特定口座のまま積立になってしまい、課税がかかってしまいます。
これを防ぐために特定口座で積立をしている人は、必ず受付変更をしましょう。
新たに新NISAを始めたい方
新たに新NISAを始めたい方も、SBI証券なら11月18日以降、楽天証券なら11月13日以降に口座を開設することができます。
しかし、よりお得に非課税枠を使い切るには、2023年現在のNISAから始めるべきです。
現行NISAと新NISAは併用可能ですので、これを使わない手はないでしょう。
2024年1月から新NISA口座で積立を始めるには?
2024年1月から積立を始めたい場合は、以下の期日までに変更受付をしてください。
・SBI証券 11月18日(土)〜12月10日(日)
・楽天証券 11月13日(月)〜12月12日(火)
この期日を超過してしまうと、2024年2月からの積立になってしまいます。
なぜ1月から投資をした方が良いのか?
積立は一括投資よりもドルコスト平均法(分散投資)の方がリスクを抑えられると言われています。
ドルコスト平均法とは一定期間毎に一定金額を購入するという手法です。
購入価格が安い時は沢山買い、購入価格が高い時は少なく買う仕組みになっており、購入価格を平均化出来るわけです。
購入するタイミングを見極めるのは非常に難しいため、初心者の方はドルコスト平均法をおすすめします。
毎月決まった日に決まった金額を設定すれば、後はほったらかしにすれば良いです。
事前に新NIA口座の活用方法を考えておきましょう
新NISA口座開設日までに活用方法を考えておきましょう。
事前に考えておくこと
・証券口座(SBI証券、楽天証券…)
・銘柄(全世界、全米…)
・引き落とし日
・新NISAの種類(つみたて投資枠、成長投資枠)
・積立金額
引き落とし日に関しては、約定日のずれを防ぐため、月末ギリギリはやめましょう。
その他は過去記事を参照してください。
証券会社を変更するには?
①使用している証券会社から「勘定廃止通知書」をもらう
②移管先の証券会社で口座を作る
③「勘定廃止通知書」「NISA口座開設届出書」「本人確認書類」を送る
詳しくは各証券口座のHPを参照してください。
楽天証券はこちら→楽天証券 金融機関変更ガイド
SBI証券はこちら→SBI証券 金融機関変更ガイド
変更受付が必要な人
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・特定口座で運用している投資信託を新NISA口座に変更したい方
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